Table3「真の平等とは-教育格差から考える」

Table Coordinator
小林 愛友美(中央大学法学部2年・写真左)

Assistant Coordinator
宍戸 瑛美(中央大学法学部2年・写真右)

皆さんは、教育格差と聞いて何をイメージしますか? おそらく、教育を受けてきた環境によって、イメージする状況も変わってくるのではないでしょうか。

そもそも教育は「人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として 必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない」と教育基本法に規定されているとおり、 子供の人格形成に大きな影響を与えるものです。 この目的を達成するような教育を行うためには、一体どうすればよいのでしょうか?

日本では、日本国憲法第二十六条、教育基本法第四条において「教育を平等に受ける権利」が保障されています。 しかし塾や家庭教師など学校外教育サービスが充実した現在、親の教育にかける意識と経済的余裕によって、 子供が受けられる教育が決まってしまう現状があります。 つまり、親の経済力によって子供の人生が決まるといっても過言ではないのです。

これは、本当に「平等」と言えるのでしょうか?

さらに、受けられる教育に大きな差があることによって将来の職業選択の幅やキャリアに違いが出てくることは明らかです。 そこで格差が固定化され、結果的には生まれた家庭によって子供が受けられる教育が決まってしまうという、負の連鎖。

これは、放置しておいてよい問題なのでしょうか?

本テーブルではまず、教育とは何か、について考え、日本の教育制度について学びます。 その後、教育格差の実情と原因について話し合い、教育格差によって起こる様々な弊害を考えます。 その場では、教育における平等とは何か、また教育格差をどうとらえるか、を考察するにあたり必要な観点を、 ディスカッション・ディベート等を通じて皆で考えていきたいです。 そして最終的には「平等」とは何か、まで突き詰めて話し合っていきます。

普段何気なく、「平等」と口にしている人が多いのではないでしょうか。 しかし、一口に「平等」と言っても、どこまで平等であればよいか、誰に対して平等なのか、 どういう状態をもって平等と呼べるのか、など様々な問題をはらんでいます。

教育という、皆さんにも身近な問題を通して、一度「平等」について考えてみませんか? 皆さんの参加を、お待ちしています☆